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ドイツ文法の復習!

 猛暑の中でうなっていたら,もう8月が終わります.やっと休暇になったので,ご無沙汰している院生・卒業生・修了生の方と対面でお会いでき,アロハ・カフェでパンケーキ・パーティ,パセラでトースト・パーティ,ろしあ亭でコース,椿屋茶房でクリームみつ豆+氷イチゴの饗宴で,つましいながらなんとか不義理の償いも致しました.
 自主ゼミの他には,もっぱらドイツ文法の総復習にかかりきりでありました.不勉強を痛感する毎日で,dativus judicantisとかQuantorenという文法用語をようやく知るに至り,恥ずかしい思いをしています.genitivus parititivusについては,相変わらず手元の文法書ではそのままになっているようですが,中山先生の『古典ラテン語文典』からquid novi とか hoc consiliiのような場合に使うべきgenitivus materiae/generisという概念を知り,なるほど昔から「部分属格」だけではしっくりこなかったところにようやく蒙を啓いて頂きました.これはこのままドイツ語文法の、genugやnichtと共に使うgenitivusにも当てはまります.
 ちょっと復習を中断して,9月はしばらくドイツに参ります.情勢が情勢なので,昔懐かしい南回りで往復する事になります.途中海外で自主ゼミのオフ会ができるようで,それも楽しみにしています.